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執筆者の写真Yumi AKABANE

【横手・湯沢 災害級の大雪に僕らができること 12 】

ボランティアの募集を始めたファームガーデンたそがれの菊地 晃生さんの活動報告をご紹介します。 

1月20日 中間報告

ここまでの活動について下記の通りご報告申し上げます。

1月9日に呼びかけた除雪ボランティア部隊への後方支援のカンパ額が1月19日までの11日間で計95件、805,500円となりました。まず、これほどたくさんの資金提供を下さった皆様に心より御礼申し上げます。本来であれば個別のメッセージ等を差し上げてお礼を申し上げなければならない所だと思いますが、ご連絡先を把握することが困難なため、このような形でのご報告となってしまうことをどうかお許しください。

短期間でのハイレベルなご支援をいただいたことで、迅速なボランティア部隊の体制構築を計ることができました。

すでに2度、3度と雪下ろしをしている家屋もあり、想定外の豪雪に豪雪地帯では出費もかさんできており、除雪道具のスノーダンプやスコップ、かんじきやコンパネなどの必要資材を雪下ろしの依頼主さんや除雪隊の支出なしで準備できるようになったことは、多大なるバックアップとなりました。

また、当初は考えていませんでしたが、学生さんはじめ、自主的に関わってくださる方々の姿が、果樹農家への応援という活動展開を見出すに至りました。そうした中、活動拠点として宿泊先を提供してくださった当地の宿泊施設のオーナーの皆さまにも深く御礼申し上げます。

それから、まかないの提供や、おやつ、果物やお魚、ヘルメット、コーヒーなどなど、多方面の方々からご支援をいただきましたこと、ここに改めて感謝申し上げます。

これまでの活動報告に、詳細は記してきたつもりですが、記載漏れ等不備がたくさんあるかと思いますが、ご理解くださいますようどうぞよろしくお願いします。

●活動報告 ここまで屋根の雪下ろしが一日平均3件、14日間で約40件、果樹園の除雪応援や沼山地区を入れて8件の雪下ろしができました。ボランティアの数は延べ40名。

微々たる力だと思います。圧倒的な自然に対してあまりにも無力ですが、残っている資金を活用し、今後も可能なかぎりの活動を続けたいと考えています。

1)屋根の雪下ろし隊は現在の体制のまま、雪がなくなる頃まで必要箇所に駆けつけていく見込みです。例年では2月初旬頃までは雪が降り積もる見込みで、ここから先は自主財源で活動継続できそうです。

2)一方、横手の果樹農家さんへの除雪応援が、今後の春の雪解け後の後始末や、その先へと続く、農家と学生のネットワーク構築に一役買えるのではないかという新しい道が見えてきました。

今後の活動につきましては、今回参加してくれたAIUの赤羽柚美さん、県立大生の田口雄大君、秋美生の齋藤涼花さんの3大学3名に引き継いでもらい、次のステージへ発展するような体制づくりをお願いすることにしました。

彼らから、今後についてのアナウンスが発信されると思いますので、引き続きご支援いただき、雪国らしい濃厚な人間力、自然の中に生きる活力の一助としていただけましたら幸いです。

今なお、豪雪の最中にあり、今にも軒が折れるんじゃないか、家が潰れるんじゃないか。リンゴの木が折れているんじゃないかと除雪に励み不安と辛抱の暮らしを余儀なくされている県南地区の皆様に、この活動に関わっていただいた皆より、心よりお見舞い申し上げ、そして微かでも笑顔と暮らしの励みとしていただけたら嬉しく思います。

ファームガーデンたそがれ 菊地晃生

●収支報告(1/20現在) ●収入  カンパ収入 合計805,500円(95件)

●支出  支出合計506,191円

 内訳 ・労務費 227,000円 ・宿泊費 72,450円 ・交通費 12,400円 ・食費補助 54,511円 ・資材費 125,830円 ・保険料 13,032円 ・振込み手数料 968円

●残金 299,309円

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